あなたの歯は大丈夫?歯の「黄ばみ」の原因について

写真に写った自分を見たり、鏡で口を確認してみたりするとき、歯の「黄ばみ」があるとショックを受けてしまうと思います。歯が黄ばんでいると、実年齢よりも老けた印象になってしまいますよね。
そんなお悩みがどこから発生しているのか知るために、歯が黄ばんでしまう原因について、いっしょに確認してみましょう。

歯が黄ばんでしまう3つの原因

歯が黄ばんでしまう原因を、3つご紹介します。心当たりがあるものがないか、チェックしてみてください。

飲食物による黄ばみ

多くの人がイメージするであろう黄ばみの原因は、飲食物ではないでしょうか?黄ばみの原因となるものを口に入れることで、歯の表面に着色汚れが溜まってしまいます。
飲食物による黄ばみは、主に「ポリフェノール」が原因。ポリフェノールというと、身体に良い成分だというイメージがあるかもしれません。確かに、抗酸化作用や殺菌作用など、さまざまな効果があります。しかしポリフェノールは、歯の表面にあるたんぱく質と結合すると、「ステイン」と呼ばれる着色汚れになってしまいます。
最初は表面のみに留まっているステインも、時間が経つと歯の内部まで侵入。その結果、汚れを落としにくくなり、歯が黄ばんでしまうんです。

歯の磨き残しによる黄ばみ

歯磨きが不十分で磨き残しがあると、黄ばみに繋がります。
食後、しっかりと歯磨きできていない場合、「歯垢(しこう)」と呼ばれる細菌の塊がつくられます。歯垢は歯にしっかりと付着してしまうので、うがいだけでは完全に取り除くことができません。落としきれなかった歯垢は徐々に硬くなり、「歯石(しせき)」と呼ばれるものに変化します。歯石は非常に硬いため、歯ブラシでも取り除けません。クリニックで除去してもらう必要があります。
これら歯垢と歯石は、食品の色素が沈着しやすいため、黄ばみに繋がってしまいます。

加齢による黄ばみ

食事に気をつけたり、歯磨きをしっかり行ったりしても、黄ばみは加齢によって進行します。
私たちの歯の表面にある「エナメル質」は白色ですが、加齢と共に薄くなります。すると、内側にある黄色がかった「象牙質」が目立つようになるので、歯が黄ばんで見えてしまうんです。

黄ばみが気になる人はホワイトニングを受けよう

歯が黄ばんでしまう原因についてお伝えしましたが、自力で歯を白くすることは難しいです。白い歯を確実に目指すなら、歯医者で「ホワイトニング」の治療を受けましょう。着色の原因となる物質を分解することで、歯を削ることなく黄ばみを解消することができます。ただし、クリニックによってはホワイトニングの対応ができないので、気をつけましょう。
東京でホワイトニング治療を行う歯医者をお探しなら、八王子の中川歯科医院までご相談ください。国内外で活躍する最先端の技術を持つ歯科医が、歯を健康で美しくするために最適な治療を提案してくれます。

まとめ

自分の歯が黄ばんでしまう原因は何か、わかりましたか?一度歯が黄ばんでしまったら、自力で白くすることは難しいです。黄ばみを解消したい場合、クリニックでホワイトニングの治療を受けましょう。

歯のカラーチャートを見比べている女性